情報があふれすぎて迷ってしまう時代
「さぁ、食生活を改善しよう!」と思って、本やインターネットなどで調べてみると、本当にたくさんの情報が押し寄せてきて、どれが正しいのか判断することにまず疲れ果ててしまいますよね。
現代は情報があふれているので、情報の消化不良も起こしがちです。
あっちとこっちでは正反対のことを言っている…
どれが正しいんだろう?と迷ってしまいますよね。
私も新しいことを学ぼうと思って調べるたびに、知らない分野の圧倒的な情報量にいつも驚いてしまいます。
消化不良のループにハマると前進できなくなってしまうので、これを避けるためにも、新しいことを学ぶときに私が大切にしていることがあります。
食生活を変えるのが難しい理由
今までのようについついコンビニには立ち寄ってしまったり、忙しければレトルト食品も使いたくなる。家族の食事の好みなどで反対をされる…などなど、社会に生きている限り本当にいろんなブロックがありますよね。
なので、食生活を変えようとしたけれど、しばらく頑張って変えてみたけれど、気づいたらまた元通り…
そういう経験をすると、「私にはこの食生活は向いてないのかも」と落ち込んだり、できなかった自分を責めてしまったりする方も多くいらっしゃいます。
以前、自宅で小さな教室を開催していた頃も、
「教室に通った直後は実践できるけど、その後にまた戻ってしまうんです。」という方が多くいらっしゃいました。
「どうしたら、多くの方が継続的にマクロビオティックを実践し続けられるるのだろう?」
という疑問を解決するために、マクロビオティックの講座をいくつも受けてきました。
ほとんどの教室ではマクロビオティックの理論や料理の仕方を中心に教えます。
しかし、どうすれば実践し続けられるのか?ということについて教えてくれるマクロビオティックの講座はありませんでした。
そこで、私は心理学やセルフケアなどのさまざまな学びをしてきました。
そして、その理論を応用して講座を考えてきました。
その結果、気づいたのは、
- 何を食べたい?
- どれくらい食べたい?
- 家族にどんな食事を作ると喜ぶ?
- 最近始めたことを続ける?止める?
こういったことは、今までの常識、すなわち当たり前だと思っていたことをベースに心のOSが判断をしています。
OSとは、スマホやパソコンを動かすベースのようなものです。
この判断は、大きな理由がなければ、突然ガラッと変わることもありませんし、自分の決意程度では残念ながら継続的な変化が難しいものです。
そのため、表面的な行動だけを変えたとしても、心のOSが元のままだと、元に戻ってしまう…
これこそが食生活が変わらない根本的な理由です。
心のOSが変わった夫の変化
夫も、私と出会って心のOSが切り替わったひとりです。
今でこそ『どこも痛くない』という健康な状態が当たり前になっている夫ですが、出会った当時は超高頻度の頭痛持ちで、風邪を引くのは日常茶飯事。
熱を出して寝込むのも、お腹が痛くなるのもいつものことで、薬にいつも頼るような暮らし方をしている人でした。
私と共にシンプルで簡単なマクロビオティックの料理に触れていくうちに、薬に頼ることは全くなくなりました。
(※変化や効果には個人差があります)
そして、だんだんと料理にも興味を持ち始め、台所に立つ回数が、1回、2回と増え…
最近では私よりも細かくこだわった料理を作りたがることも増えました。
男性は女性以上に理論が好きなので、仕組みが理解できると女性以上にハマることも多いです。
今では、私が基本のご飯やお味噌汁などのベース料理を担当し、夫が主菜や副菜を担当する日も増えました。
人は変われば変わるものだな〜、と夫を見るたびに思っています。笑
そして、そんな両親のもとに育ったわが家の子どもたちは、まさに健康優良児!
体力があり、エネルギーにも満ち溢れ、保育園を休むことも1年間でもたったの数日程度。
親としては、子どもが毎日健康でいてくれることほどありがたいことはありません。
子どもたちは(いい意味で)昭和の子みたい!と言われることもあるほどです。